〇気を付けるべき炭水化物食材
私たちが注意すべきことは、単純炭水化物を摂り過ぎないようにすることです。
具体的には以下の食材や食物の摂り過ぎには注意が必要です。
●白米 ●キャンディーやチョコレート
●パスタ ●スポーツドリンク
●清涼飲料水 ●菓子パンや焼き菓子
この中で、砂糖が沢山含まれる清涼飲料水の類はインスリンのレベルを高めることはしませんが、別のメカニズムで健康を害する恐れがあります。
清涼飲料水の代わりにレモン汁を数滴落とした水などを飲むようにしましょう。
また、ほとんどの焼き菓子には単純炭水化物や砂糖が高含有されており、尚且つそれが過熱までされています。どうしても甘い物が欲しくなったら適度な量の果実や、フルーツを加えたサラダなどをおススメします。
白米、精製されたシリアルなども単純炭水化物であり、摂り過ぎればマイナスの結果を招く恐れもあります。
〇複合炭水化物の特徴
複合炭水化物は単純炭水化物に比べて糖分子の結合数が多く、長い鎖のように連なっています。
糖分子の数が多いので多糖類と呼ばれることもあります。
複合炭水化物は分解、消化されるまでに時間がかかるので、エネルギーを少しずつ安定して供給することが出来ます。
つまり、単純炭水化物のように血糖値を一気に高めてインスリンの分泌を急激に促さないため、体への負担も少ないと言われています。
また、複合炭水化物にはミネラルやビタミン、食物繊維、フィトケミカル(植物中に含まれる化合物)などが含まれていて、これらはいずれも健康作りに役立ちます。
複合炭水化物に分類される食物には以下のものがあります。
●全穀物で作られたパスタ ●キュウリ ●黒豆
●トウモロコシ ●オートミール ●キノア ●ナシ
●ほうれん草 ●サツマイモ ●キビ ●カンタロープメロン
単純炭水化物と複合炭水化物では消化吸収の速度やインスリン反応に違いがあります。
正しく理解し、食べ分けましょう!