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COLUMN

卵は一日何個まで?

By 2022年2月28日No Comments

卵といえばタンパク質を摂る上で値段も比較的安く、調理しやすい食材として多くのトレーニーに愛されています。

まず卵の特徴を簡単に説明すると

  • タンパク質を豊富に含んでいる
  • 必須脂肪酸を含んでいる
  • コレステロールがある
  • 鉄、カルシウム、ビタミンA、D、E、コリン、葉酸、カリウム、ナトリウムを含んでいる

卵一個に含まれるたんぱく質は約7gでしかも必須アミノ酸9種類すべて含んだ高品質なたんぱく質です。

 

ですがここで気になるのは卵の食べ過ぎは体に良くないのでは?ということだと思います。

これは卵を食べることでコレステロール値が上昇したり、心臓発作の原因となる高脂血症などが懸念されていたからなんですが、その後の研究で卵のコレステロールは体内のコレステロール値を上昇させないことがわかりました。

 

卵のダイエット効果

卵は脂質やコレステロールを含んでいることからあまりダイエットに向かないと思う人もいるかもしれません。 ですが筋トレをしている人ほ被験者に朝食に卵を3個食べたグループとそれ以外のメニューを食べたグループ、朝食を食べなかったグループの3つを比較したところ体脂肪を多く減らしたのは卵を3個食べたグループだったという実験結果もあります。

 

筋肉の修復速度

この実験ではトレーニング後に全卵3個の食事を摂ったグループと全卵3個分のたんぱく質を卵白だけで摂ったグループに分けどちらのグループがトレーニングで受けたダメージを早く回復するか比べた結果、全卵3個食べたグループの方がタンパク質合成反応が早かったという結果も出ています。

 

オススメの食べ方

卵は生でも食べることは可能だがタンパク質吸収率やサルモネラ菌の心配があるため加熱して食べることをお勧めします。朝食として全卵3~6個でスクランブルエッグを作れば21g~42gのたんぱく質が摂れますし、そこにオートミールか全粒粉パン、果物なんかを加えれば栄養バランスの良い完璧な朝食になります。

 

健康な人なら一日6個~12個くらいなら食べても問題ないと思いますがすでに高脂血症やコレステロールが高い人は一度医師の診断を受けたり定期的な健康診断を受けるようにしてほしいです。

なかなかトレーニング効果が出ない、毎日疲れが取れないという人は今までよりも積極的に卵を食べてみてはいかがでしょうか。もしかしたら現状を打破できるかもしれませんよ。