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COLUMN

運動しないと筋肉や身体はどうなる?

By 2022年12月16日No Comments

骨折してギプスを外すと、腕や足が極端に細くなっているように、筋肉は使わないと衰えてしまうという特徴があります。

 

ある実験では、たった二週間、脚を動かさなかっただけで、若者で28%、高齢者で23%の筋力低下が認められたといいます。

若者では485g、高齢者で250gの筋肉が減少し、高齢者の場合、週3~4回のトレーニングを6週間続けても筋力はもとには戻らず、元通りになるには3倍以上の時間が必要とされます。

 

病気やケガなどで長期間入院して安静にしている期間が長くなると、筋肉や関節、臓器の運動機能が低下する「廃用症候群」になりやすいと言われています。

そうなると身体が思うように動かないことで余計に身体を動かさなくなり、生活の質(QOL)の低下にも繋がる悪循環を招きます。

 

ちなみに、ダイエットで短期間に体重が減ってぬか喜びをする方もいらっしゃいますが、それは筋肉量が減って体重が減ったためにダイエットの効果が出たと勘違いしているパターンが多いです。

極端な食事制限でエネルギー不足になると脂肪だけでなく筋肉も分解されてしまいます。

筋肉は脂肪に比べ重く、量が減って基礎代謝が低下すると、逆に太りやすい身体になってしまいます。

筋肉は年齢に関係なく増やすことが出来ます。

まずは運動不足の解消が必要です!