RYO ICHIKAWA
市川 諒
保有資格
- 理学療法士
実績
- 2023年JBBF北陸甲信越大会メンズフィジーク5位
- 2023年JBBFオールジャパン出場
Q.市川君は理学療法士の資格を持っていますが、何故パーソナルトレーナーになろうと思ったんですか?
A.理学療法士とパーソナルトレーナーの二刀流の人があまりいんないので、両方の分野を極めることで希少価値の高い人になれると思ったからです。
Q.理学療法士とトレーナーの二刀流で働いていますが、中途半端になったりしませんか?
A.全くそんなことはないですね。どちらも好きなことでのめり込めています。逆に共通している部分も多いため相乗効果になっている部分の方が多いと思います。
Q.将来的にはどんな働き方をイメージしていますか?
A.リハビリ後のサポートから運動機能改善、トレーニングまで一貫して指導できるようなトレーナーになっていきたいですね。経営にも興味があるため、将来的には自分の店舗を持つことも考えています。
Q.そもそも理学療法士を志したきっかけは何ですか?
A.野球を引退して筋トレをやり始めたんですよ。
それで身体に興味を持ち始めて、お母さんも看護師なのもあって、理学療法士いいんじゃないの?って言われて、それで学校へ行きましたね。
Q.4年間学校へ行って学ぶこともあったと思います。どんな学びがありました?
A.専門的な学問である解剖学や運動生理学なんかは勿論なんですけど、年配の方へのコミュニケーションであったりとか、接し方、リスク管理はかなり学びましたね。
Q.実際にパーソナルトレーナーとして働いてみてどうですか?
A.いやー面白いです。全部面白いです。
目標を達成したときにお客様と喜びを分かち合う瞬間がたまらなく良いですね。
先輩たちも良い人しかいなくて、ストレスなにもないですね。
良い会社に入れました。
Q.一番やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
A.パーソナルトレーニングをしていてお客様が悶絶しているときですね(笑)
人間味が出ますよね。限界を迎えたときにその人の本質が見えるんですよ。
Q.自分をどんな人間だと自己分析していますか?
A.めちゃくちゃ負けず嫌いなのと、色んなことの拘りが強いです。
あとは目標達成するまで諦めないです。ずーっとずーっと。
好き・嫌いとか、やる・やらないとか白黒ハッキリしてます。
グレー1個もないです。興味ない事なんにもやらないんで。
Q.昔からそのような性格だったんですか?
A.負けず嫌いは変わんないんですけど、昔は泣き虫でしたね、寂しがり屋で今とはかけはなれていますね。
野球初めてから結構変わりましたね。泣き虫な自分が悔しくて情けなくて、変わりたかったんですよね。
Q.ちなみに拘りが強いっていうのは例えば?
A.服装、髪型、車、トレーニングで言えばアライメント、角度、フルストレッチ・フル収縮、1セット目から限界までします。
回数ではなく動かなくなるまでやります。
フォームに関しても、今までの経験から自分に合うフォームをもう確立してます。
服や靴もそうですけど、本当に良い物じゃないと買わないとか。一切妥協しないですね。
本当に欲しい物の劣化品などには絶対手を出しません。一番良いやつを買いたいです。
迷ったら買わないです。
Q.休日は何をして過ごすことが多いですか?
A.キャンプ、ドライブ、スノボーなどアウトドアが多いです。
スニーカーのソールを履けるように加工したりとか、部屋の掃除もしますね、部屋が乱れていると心も乱れてしまうので。
あとは基本はトレーニングです。トレーニングからは離れられないですね。
Q.市川君の思うトレーニングの魅力はどのようなところですか?
A.人を変えることが出来るところです。
生活習慣や食習慣、僕がトレーニングで人生変わったので、人生を変えるものだなと思っています。関わるに人間も変わっていきました。
モチベーションも上がる一方で、もはや生き甲斐を超えています。
Q.多くの方はモチベーションを保ち続けるのが難しいと思います。
その多くの方々とモチベーションの高い市川君の違いは何だと思いますか?
A.根性ですかね(笑)
無理に上げようとしている訳ではないです。自分の好きなことを選択して生きているだけなので、下がることが無いですね。
あと、やっぱりフィジークで勝ちたいからですかね。日本一になりたいからです。
Q.今日は(トレーニング)いいや、、みたいな時ないですか?(笑)
A.ありますよ!(笑) トレーニングがきついので。
でも、自分が休んでる時も他の人はやってるしなーって。
だから(ジム)行くしかないです。
そこは気合いですね。
ここで休んで負けたら後悔するなって思うんで。
Q.例えばお客様でモチベーションに波がある方へは、どのような対応をとりますか?
A.まずはしっかりお話を聞いて、無理をさせないようにします。
ストレスが一番よくないので。
何故そうなっているのかっていう原因を聞き出して、それに対してアドバイスや、自分の経験談なんかも織り交ぜてしっかり寄り添って、無理せずモチベーションを上げていきたいですね。
Q.市川君は落ち着きがあって声のトーンや喋り方から、説得力があるというか、頼りになる感がとても感じられます。
A.めっちゃ嬉しいです。あんま褒められないんで(笑)
怒られて伸びるタイプで、強い人に勝ちたいっていう気持ちが強いです。
Q.好きな言葉や座右の銘などはありますか?
A.「強肉強食」ですね。強い人を喰えば自分が強くなるんで。
あとは「一心不乱」です。野球のグローブにも刺繡を入れていました。
一生懸命に、一心不乱に、突き詰めるような、そんな人生にしたいなと思って。
Q.捕食のターゲットはどの範囲ですか?(笑)
A.全員です。
B3FITの全員を喰ってしまおうという野心もあります。
尊敬する人を越えたいっていうのがあって、尊敬を尊敬で終わらせたくないんです。
Q.尊敬する人はどんな人ですか?
A.見た目はまず、すごいカッコいい人。そして常に目標があってブレない人が好きです。
あとは言い訳しない人です。
結局、自分がこうなりたいって思う人ですね。
Q.いま挙げた尊敬する人の特徴って、市川くん自身も既にそういう人(目標があってブレない人)なんじゃないかと思ったんですけど、尊敬するということは、ブレないということに関して未だ至らぬ点があるということですか?
A.そうですね、結局、自分に満足することは永遠にないんで。
満足したら終わりだと思っていて、現状維持は衰退。至らない点しかないです(笑)
Q.ある意味、自己肯定感が低いですね(笑)
話変わりますが、昨今、子供の運動会で順位を付けるの辞めましょうという風潮があるようですが、そのことについてどのようにお考えですか?
A.順位つけた方が良いと思いますよ。
負けたくない、勝ちたいっていう気持ちが育たないと思います。
Q.以前お話ししたときに、野球部の寮生活が地獄だったと仰っていましたが、野球をやっていて良かったと思いますか?
A.良かったです!人間性がすごい鍛えられたんで、適当な部分が直されました。
将来、自分に子供が出来た時も野球をやらせたいと思っていて、ぬるいところではなく、厳しいところに入らせたいですね。
Q.直近の目標でフィジークで日本一になって、その後のビジョンは?
A.連覇して、世界一ですかね。エリートプロ目指してます。
Q.では、かい君(B3FITメンバー)と2人でプロになってください。
A.いやー魁さんは正直レベルが違いますね(笑)
デカさ、丸み、ポージング、オーラ、違いますね。
深松さんもですよ。オーラがぶわーって。結構そういうの感じやすくて。
Q.霊感とかあるんですか?(笑)
A.霊感はバリバリありますよ。
大会とかでも、そんなにデカくなくてもオーラがある人は勝つんで。
あの人勝ちそうだなーって、なんとなく当たります。
B3FITの人はオーラがすごいです。
Q.ちなみに自分のオーラは見えるんですか?
A.見えないです!全く見えないです!(笑)
Q.友人や家族から、市川君はどんな人だと評価されることが多いですか?
A.筋トレばっかりしている人。暇な時間がなさそう、自分に厳しい、ブレない、計画性があるって言われます。
あとは友達からは尊敬するとも言われます。何を尊敬してるのか分からないですけど。
面白い、きちがいとも言われます。頭のネジが飛んでると言われるので(笑)
Q.そう思われることについてどう思いますか?
A.嬉しいですね。嬉しいですけど、自分はそんな自覚ないです。
人生変えてくれたとか仲良い子は言ってくれるんですよ。
その子、筋トレやってるんですけど、もっと真剣に筋トレに向き合えるようになったし、今まで中途半端だったけど、本気になれるものが見つけられた!みたいに言ってくれます。
Q.無意識に人の人生を好転させるなんて凄いですね。
では、人にどう思われたい、というような気持ちはありますか?
A.尊敬されたいです。
ああいう風になりたい、とか。
一番は、ついていきたいなーって思われたいですね。
普通に人間性が良いと言うか、見た目もですけど、人としてあの人良いよねーみたいな。
Q.落ち込んだ時など、負の感情をどのようにプラスに持っていきますか?
A.ずっと落ち込んでても何も変わらないよって思うんですよ。
落ち込んでいても人生の時間はずっと過ぎていきますし、だったら何かしら行動しようよって考えます。
負の感情の時は負の波動が出るんで余計に負のものを引き寄せますよ。
Q.市川君はどんなことにストレスを感じますか?
A.友人関係が多いですかね。
自分が何かされてって言うより、友達が誰かに傷つけられたとか、それが一番ストレスですね。
自分は悪口言われても何も気にしないですけど、友達の悪口言われたらもう、、(笑)
Q.まるでシャンクスですね(ワンピース)
A.そうです。
Q.いま成長しようと努力している部分はどこですか?
A.トレーニングは一向に満足していないので、もっと技術や拘りを持つことと、一日のスケジュール管理や計画をもっと細かくしようかなって思っています。
あと人間観察力ですね。
もっと人間を見ようと思っています。
Q.何故、人間観察力を向上させたいと思ったんですか?
A.学ぶことが多いかなと思って。行動とか人間性とか吸収して良いところは自分に落とし込もうかなって感じです。人間観察って面白いので好きですし。
Q.B3FITのメンバーを人間観察してみてどうですか?
A.みんなに共通していることは、しっかり自分を持ってるなーってところですね。
自分の色を消さずに仕事してるなってのを感じます。
魁さんは、脳筋です(笑)
佑郷さんは、隙が無いです。
奨さんは、ONとOFFの差がすごいです。
徳永は、とにかく真面目です。
建久也さんは、真面目なのにユーモアがあって、常にいろんなことを考えています。
直樹さんは淡々としてる。
安さんは、ぱっぱらぱーです。
英里さんは、好奇心旺盛です。
植松さんは、こういう人が上司だといいなと思う人です。
Q.B3愛がすごいですね(笑)
A.はい、日本一にしたいんで。
(B3FITが)一番勉強していると思いますよ。
いろんな県内外のパーソナルジムに知人いますけど「そんなもんなんだ」って正直思います。
B3ほど学んでないなって。
どこのジムにも知識や技術では勝てるなと思いますね。
都内からも山梨のB3に通ってもらうくらいにしたいです。
Q.トレーナーとして、自分の色、強み、アピールポイントなどがあれば教えてください。
A.強みは、徹底的に「基礎」を作れることです。
あとは筋肥大がご希望であれば、筋肉を大きくさせるのは得意です。
色は、とにかく「楽しく」がモットーです。
その中で気合いや、きつさ、「効率よく楽しく」出来るのは僕の強みですね。
Q.最高のトレーナーですね。なにか意識しているポイントは?
A.(重りの)軌道や角度など細かいところまで指導しますし、あとは会話。
雑談も多いので。
しっかりコミュニケーションもとりながら、やるときはパシッと切り替えてやるってのはセッションで意識してやってますね。
まあ楽しさが第一優先ですかね(笑)
痩せたいからやってるっていうより、楽しいから自らやってるって思って頂きたいです。
Q.どうやってきついトレーニングを楽しくさせるんですか?
A.声かけです。
あとはトークでモチベーション上げちゃいます。
「たかが〇kgですよ」みたいな(笑)
何人か他のトレーナーのセッションを見学させてもらいましたけど、
魁さんの楽しさと、直樹さんの知識、あと深松さんの厳しさを合体させたいですね(笑)
Q.働いている上で、個人の信条やポリシーはありますか?
A.一番は礼儀です。
しっかりおもてなしして、しっかりトレーニングして、しっかり最後まで安全に帰す。
楽しかったなー、また来たいなーって思われるのが理想です。
Q.最後にこちらを読んでいる方に一言お願いします。
A.是非僕に会いに来てください。
一緒に人生変えましょう!