モビリティは「可動性」、スタビリティは「安定性」と呼ばれるものですが、その意味合いはその局面によって変わってきます。
ひとつの定義としては、関節そのものの可動域がモビリティ、関節を自分の意志で動かすことをスタビリティと呼ぶことが多いです。
もうひとつの定義は、関節の可動域をモビリティ、関節を安定させる力をスタビリティと呼ぶこともあります。
そうした中で「モビリティ関節」、「スタビリティ関節」というものがあります。
モビリティ関節は胸椎や股関節、足関節などが挙げられます。
スタビリティ関節は腰椎、足底、頸椎などです。
スタビリティ関節の安定性がないと、腰を痛めてしまったり、肩を痛めてしまったりすることがあります。
モビリティ関節も同様で、例えば胸椎の可動性がないと腰でアーチを作ることになり、ケガに繋がります。