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土踏まずは何のためにある?

By 2022年12月22日No Comments

「土踏まず」は足の裏のくぼんだ所です。

人の足は26個の骨が筋肉に支えられたアーチ状になっています。

 

半円形に弧を描くアーチは橋やトンネルにも使われているように、上からかかる力には最も強い構造で、ヒトが二本足で体を支え歩くことが出来るのは、足がアーチ状になっているからです。

 

足の裏には3本のアーチがあります。

一つはまずこの土踏まずのことで、一番大きな内側の縦アーチです。

二つ目は外側(小指側)の縦アーチで外見上、分かりにくいですがしっかりした小さなアーチです。

三つ目は親指の付け根と小指の付け根を横に結んだ横アーチです。

 

土踏まずには、地面から受ける力から足を守るクッションの役割があり、もし足の裏全体が地面に付いていたら、地面からの衝撃が足裏全体にかかってしまいます。更に体のバランスをとるセンサーの役割もします。

 

土踏まずがない「偏平足」の場合、このクッションがないため足が疲れやすく、長時間歩くと足裏が痛んだりしやすいのです。

 

土踏まずがあるのはヒト」だけで、ほかの動物にはありません。

赤ちゃんも産まれたときは偏平足ですが、立ち上がって歩くようになると3歳くらいからアーチが形成され、9歳くらいで完成します。

アーチを発達させるためには、この時期に足指をしっかり使った歩き方をさせることが大切です。

 

生活習慣の変化などから現代人は土踏まずが退化する傾向にあります。

足の筋肉は血液を心臓に戻すポンプ機能も担っています。歩く習慣が減り、足の筋肉が衰えてしまうと血流が悪くなり様々な体の不調を招いてしまいます。

つま先立ちや足指じゃんけん、床に置いたタオルを足指で引き寄せる「タオルギャザー」など脚のエクササイズで足裏を鍛えましょう!