①トリプトファン
〇大量に摂ると副作用があるため食事での摂取がオススメです。
体内でセロトニンに変わり、アドレナリンなどの暴走系の物質を調整してくれて、やがてメラトニンに変わるものです。ただし、トリプトファンだけを大量に摂ると副作用もあるため、トリプトファン単独のサプリメントは店頭では売っていません(ネットでは購入できます)
通常は食材からの摂取をおススメしています。乳製品、大豆製品、鶏むね肉、バナナなどに含まれ、特にバナナはビタミンB6と糖質がセットになっているのでオススメです。
また、寝る前に温めた牛乳をコップ一杯飲んでぬるま湯の半身浴をして寝ると良いでしょう。ホットミルクで内側から、半身浴で外側から体温を上げるのです。この少しだけ上がった体温が元の体温に戻る時に眠気が来るのですが、その際に牛乳に含まれるトリプトファンも役立ってくれます。
⓶テアニン
〇起床時の疲労感を軽減する緑茶のうまみ成分。
機能性表示食品としても見かけることの多い成分です。起床時の疲労感を軽減すると言われ、睡眠の質を向上させることが期待できます。アミノ酸の一種で緑茶に含まれるうまみ成分ですが、緑茶にはカフェインも含まれるのでサプリメントとして摂るほうが良いかもしれません。
③グリシン
〇ノンレム睡眠の質が良くなるコラーゲンの成分。
味の素の「グリナ」というサプリメントに配合されているアミノ酸です。必須アミノ酸ではないですが、皮膚や骨、関節を作るコラーゲンの3分の1はグリシンです。単独で摂るとノンレム睡眠の質が良くなると言われています。単独で摂取出来るのでサプリメントの活用が良いでしょう。
まずは3つ【前半】としてご紹介させて頂きました。
【後半】に続きます。