Kai Hagihara
萩原 魁
資格
- 介護福祉士(現場経験6年)
実績
- 2021 FWJ breeze Open メンズフィジークノービス3位
- 2021 FWJ World legend classicメンズフィジークオープン3位
インタビュー
Q.2023年のボディメイクの目標を教えてください。
A.オーバーオール優勝まで。そしてプロクオリファイに初挑戦してみようかなと。
2023年は萩原の年にしますよ(笑)
Q.自分の課題はどこだと自己分析していますか?
A.やっぱし1番はバルクですよね。
絞り切るのも大切なんですけど、やっぱり見た目のカッコ良さってなると、絞り過ぎも良くないのかなっていう。パキパキというよりかは所謂アウトライン、丸みですよね。
フィジークではそこがあった方が評価されるんじゃないかと。そこを強化しております。
Q.前職は何をされていましたか?
A.介護福祉士として6年間ほど務めさせて頂きました。
Q.6年間働いていて、どんな学びがありましたか?
A.やっぱし人と関わるお仕事だったので、正直嫌いじゃなかったですね。
学びとしては、、、認知症などのおじいちゃんおばあちゃんを相手にしてきました。
でもその方々にも若い時があって、それ(認知症の現状)が全てじゃないというか。
人間ってすげーなって。直近のことはすぐ忘れちゃうのに、昔のことは鮮明に覚えていたりすると、楽しい時の記憶ってずっと残ってるんだなって。
人間って面白いなって思いましたね。
Q.職種がガラッと変わりましたが転職のきっかけは何ですか?
A.元々僕はB3FITの生徒で、安川TRに弟子入りをしておりまして。
入社した一番のきっかけは、自分はコンテスターを目指していたので、それを目指すには介護の仕事はちょっと出来ないな、って感じでした。
食事の面だったりトレーニングの面だったり、施設に缶詰状態だったので、身体作りを本気でやるには環境を変えないとなって。
元々トレーナーに興味はあったんですけど、たまたまタイミングよくB3FITがトレーナー募集をして安川TRに「やってみる?」って聞かれて「やってみます」って即答でした。
Q.B3FITに通ったきっかけは何ですか?
A.昔から身体作りはずっと好きで、自分は良い身体だと思っていたので、道場破りのような感じで最初は来ましたね(笑)
「お前らどの程度なんだよ」みたいな感じでした。
実際に行ったら安川TRが出てきたので「あっ、、」てなって(笑)
パーソナルでやったらやっぱり違ったので、今まで自己流でやってたまたま良い身体になってただけだったなって反省しました。
そこからもう筋トレにドハマりです。
Q.トレーニングの魅力は何ですか?
A.やっぱり身体が変わることじゃないですかね。
他のスポーツよりも自分の目標やゴールをすごく分かりやすくしてくれるんじゃないですかね。
頑張れば頑張るだけ結果は付いてきますし、センスとか関係ないと思いますし、本当に努力でどうにかなる。
ボディメイクはスポーツだと思っているので。
Q.やはり学ぶ前と後では変化ありましたか?
A.かなり変化ありましたよ。
ビックリするほど変わりましたね。
本当に世のジム通っている人々に言いたいですね、一回で良いから来てみてくださいって。
TRY4(お試し4回)来て頂ければ4部位出来るじゃないですか、それだけでだいぶ変わるので。
自己流とトレーナーが付いてのトレーニングには天と地ほどの差がありますね。
Q.自分はどんな人間だと自己分析していますか?
A.なんだろうなー。良いところあるかなー。(笑)
悪いところはすぐ思い浮かぶんですけどね(笑)
Q.ちなみに悪いところというのは?(笑)
A.こう見えてめっちゃひねくれています。(笑)
よく人からも言われます。
Q.ひねくれエピソード聞かせてください。
A.例えばラブストーリーとかすごい馬鹿にして観ちゃうタイプです。(笑)
応援ソングとか「何言ってんの?」ってなっちゃいますね。
逆にネガティブな歌の方が好きです。俺はもうダメだみたいな歌(笑)
偽善かよってよく思っちゃうので。けっこう批判的です。
その分ちゃんとリスペクトもします!
Q.どういったものをリスペクトするんですか?
A.一番は自分がすごいと思った人です。
逆に自分がすごいと思わない人には興味もないんですよ。
直感もありますし、自分にないもの・足りないところを持っている人とか。
Q.自分にないものとは例えば?
A.いっぱいありすぎて(笑)
Q.じゃあ皆を尊敬してるじゃないですか(笑)
ではどんな人は尊敬できない?
A.いくらすごくても、カッコ悪いなって思う人はダメですね。
具体例を出すと、お金持ちでバリバリ仕事出来るけど性格悪いとか(笑)
それより、いくら貧乏でも気配りが出来たり男気がある人は尊敬しちゃいますね。
Q.休日は何をして過ごすことが多いですか?
A.休日という休日があまりないので、平日と変わらないですね。
トレーニングとご飯と寝る、です(笑)
あっYouTubeでお笑い観るのが好きです。(笑)
独特かもしれないですけど、同じ話を何回も観ます。
一回好きになっちゃうとずっと観ちゃうタイプなんですよね。
そしてパッと観なくなってまた別のやつをずっと観てます。音楽も同じですね。
Q.座右の銘や好きな言葉はありますか?
A.元K-1選手の魔裟斗さんが言ってたやつなんですけど、
「努力すれば報われる?そうじゃない、報われるまで努力するんだ」
これめちゃめちゃかっこいいって思いました。
努力したって言い訳なんだなって、結果を出してこそ努力したってなるんだなって。
Q.いま変わろうとしている習慣はありますか?
A.特にないですね。今が幸せなので(笑)
Q.では成長しようと努力していることは何ですか?(トレーニング以外で)
A.いやー、ないなー、、、頭良くなりたいっす!(笑)
知的になりたいっす!!
Q.今のかいくんは知的ではないんですか?
A.知的じゃないですよ(笑)
Q..愛される為におバカキャラを演じているのではなく、、?(笑)
A.キャラじゃないですよ(笑)
これリアルなんですよ(笑)
Q.そうだったんですね。ちなみに何故、知的になりたいんですか?
A.かっこいいじゃないですか!
やっぱ頭良い方がカッコいいですよ~(笑)
セッションしててもお客様に笑われますもん(笑)
俺の言語力のなさに(笑)
それでも笑ってくれるので俺はお客様に恵まれていますよ本当に。
Q.知的になる為に努力していることはありますか?
A.それがしていないんですよね(笑)
言ってるだけっす(笑)
Q.最近学んだ一番興味深いことは何ですか?
A.自分お笑いの動画をめっちゃ観るんですけど、やっぱ芸能人すげーなって。
あんな人を魅了させる話し方どうやってするんだろうって。
すべらない話とかすごいじゃないですか。
これも勉強ですよね、興味深かったです。
Q.友人から自分はどんな人だと言われますか?
A.えー、、こう見えて友達が少ないんですよね(笑)
一番の友達からは「人間嫌い」って言われます(笑)
でも優しいよねって。
あとはすごい心配性って言われます。
すごい気にしちゃうんですよね。
その癖して捻くれてるからたち悪いんですよ(笑)
Q.心配性は悪い事じゃないですよ?
A.ほんとですか!?
筋トレ仲間にも心配性過ぎるよってすごい言われます。
コンテスト会場とか、めちゃくちゃ早く着かないと落ち着かないですし、場所取りとかも「場所取り過ぎてないかな」って周りの目すごい気にしちゃうんですよ。
Q.思慮深いんですね。カイくんは自分が思ってるより頭が良いと思いますよ。
でもそういうタイプは緊張もしそうですね。
A.かなーり緊張します(笑)
緊張してないって装うんですけどね。
最近の大会でも緊張しすぎてパンプアップ中に具合悪くなりました(笑)
ボクシングの時から本番に弱すぎて「練習試合 最強男」って呼ばれてました(笑)
Q.では、人からどう思われたいですか?
A.それは気にしたことないですね。
お好きなようにって感じです。
でも思ってもらいたいのは、やっぱり自分はコンテスターなんで「カッコいい身体だな」とか「こういう身体になりたい」って思われたいですし、そこを目指してトレーニングもしています。
Q.僕は今まで出会った人の中でカイくんの身体が一番カッコいいと思いますよ。
A.まじすか(笑)
あざっす(笑)嬉しいっす(笑)
めちゃくちゃ褒めてくれるじゃないですか(笑)いやー嬉しいっす!
Q.今後の夢や目標を教えてください。
A.この道(フィジーク)に来たからには、やっぱりプロですよね。
プロに行くのは通過点くらいに思っていて、そこから海外勢の大会とか出て、いつかはMrオリンピアっていう大会に出るのが夢ですね。
フィジークは海外の方が盛んでプロもめちゃくちゃ多くて、そこで勝ってくっていうのがカッコいいですね。
Q.いずれ海外進出するんですね。楽しみです。
A.いずれ行くのが夢ですね。
プロになってからが勝負です。
やっぱりプロの戦いを何回も観てるんですけど、あの舞台に立ちたいなってすごく思いますね。
でも僕英語なにも喋れないんで通訳として深松さん付いてきてください(笑)
Q.幼少時代はどんな少年でしたか?
A.よく覚えてないんですけど、一番言われるのは「引っ込み思案」です。
ずっと誰かの後ろを付いて行くような子で、、(笑)
活発な子のコバンザメでしたね(笑)
Q.当時と今を比べてどうですか?
A.かなり変わりましたね。
シャイはありますけど社交的にはなったかなと思います。
まず幼少期は人と話せなかったですからね(笑)
仲間内だとキャッキャ出来るんですよ(笑)
今は大丈夫ですけど、大きい場に行くと何も出来なくなっちゃうタイプでした。
今はどちらかと言うと活発な方なので変わったと思います。
Q.かなり大きな成長ですね。成長したきっかけは?
A.急にですね。高校か中学くらいかな、、知らないうちにです(笑)
Q.挫折した経験はありますか?
A.ボクシングですかね、、小学校2年生から高校3年生まで選手としてやってたんですけど、
成長が止まったなっていう時があって。
今思えば甘えだったと思うんですけど、負けが続いて「うわ、強くなれない」って思って「終わった」ってなっちゃいました。
Q.ボクシングを始めたきっかけは何ですか?
A.父が格闘技が好きでよく観てて、その影響で今も昔も「強さ」に憧れがあります。
幼少期の頃は肉体的に強い奴が一番カッコいいと思っていたので、変な言い方すると喧嘩強い奴がカッコいいと思っていたので(笑)
なので、ボクシングやる!ってなりましたね(笑)
Q.仕事のやりがいを教えてください。
A.やっぱり人との出会いはすごい楽しんでいますね。
元々、人と会うのあんまり好きじゃなかったり、新しい人との出会うのとかすごい嫌いなんですよ(笑)
今はお仕事なのでそんな気持ちないですよ!?
お仕事抜きにしても最近は「あっ新しい人と会うの楽しいな」って思えるようになりました。
Q.トレーナーとしての自分の色・特徴・アピールポイントなどあれば教えてください。
A.他のトレーナーと比べると皆すごすぎて雲の上の存在ですよ。
なんだろう、、セッション中のテンションの高さは負けないっす!(笑)
そこだけっす!(笑)
Q.働いている上で個人の信条や方針、ポリシーのようなものはありますか?
A.やっぱり一番は自分がトレーニングを楽しむこと。
その上でクライアント様が何を求めているのか、しっかりと見極めていけたら一番良いのかなとは自分の中で思いますね。
トレーニングって辛いじゃないですか。
それでトレーニングが嫌になっちゃうのは勿体ないなと思って。
自分が楽しくやっていないと楽しい雰囲気を作れないですし、トレーニングを楽しいと思ってもらえて、継続してもらったり、継続せずにパーソナルを卒業しても、ここで学んだことを活かしてご自身で運動習慣を続けてもらえれば僕は嬉しいですね。
ボディメイクを楽しんでもらえたらすごく嬉しいです。
Q.最後にこれを読んでいる方に一言お願いします。
A.トレーニングは楽しいものなので、身体変えたい人はとりあえず、第一歩を踏み出してみてはいかかでしょうか。
今ジムがいっぱいあるので24時間ジムなどでご自身でやり始めるのも良いんですけど、
サッカーにしろ野球にしろ一回は習うものだと思うので、一回ボディメイクもちゃんと習っていただいくっていうのが一番のオススメですので是非ともトレーニングを楽しみたい方は来ていただきたいなと思います。
そして自分は未来のIFBBプロなので今のうちに萩原魁をチェックしといてください。(笑)